Agile

全員に強制される唯一のルール

全力を尽くす

これは Agile を採用するチームの世界共通のルール。

概要

概要図 by Yahoo (>> PDF external_link)

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基本的な用語

Agile ツール利用に関する WESEEK 内基本ルール

  • タスクは誰でも自由に追加してよい
  • Done(完了状態)にするのは基本的にアサインされた人以外

機能ストーリー (Feature Story)

  • 作成できるのはPMとPOのみ
  • Sprintに追加・移動できるのはスクラムマスターのみ

改善ストーリー (Improvement Story)

  • 誰でも自由に作成して良い
    ただし、プロダクトバックログに入れる事(勝手にSprintに組み込まない)

バグストーリー・サポートストーリー (Fix Story, Support Story)

  • 改善同様、誰でも自由に作成して良い
  • 基本的にプロダクトバックログに入れるのが望ましいが、以下の場合は現Sprintに組み込んで良い
    1. ブロックを発生させるような重大なバグの場合
    2. 自分のタスクに余裕があり、自分が Sprint 完了までに解決できると判断した場合

バグ(Fix)ストーリーの書き方

  • ストーリーの概要にはバグを示す症状の概要を記載する
    • (「〇〇できない」や「〇〇になってしまう」等が分かりやすい)
  • ストーリーの詳細には「再現手法」、「症状」、「期待される動作」 の 3 つを必ず記載すること
  • 「動作環境」は特定のブラウザを使った時だけ再現するような症状の場合には書いた方がベター
  • また、症状が100%再現しない場合は「再現確率」を併せて記載するとベター
    • 確率は「時々」や「50%」など、報告者の主観で構わない
      タイトル - [front] FLユーザのプロフィール画面で、ドラッグした要素がドラッグ中に崩れて表示されてしまう 内容 ## 動作環境 - stg 環境にて FireFox で確認(Chrome だと正常でした) ## 再現手法 1. FLユーザとしてログイン 1. 右上の「設定」ボタンを押す 1. 「プロフィール」をクリック 1. ページ最下部の draggable な要素をドラッグする ## 症状 - ドラッグした要素の表示が崩れる ## 期待される動作 - ドラッグした要素の表示が崩れない

注意事項

  • 特に「期待される動作」は、仮にタイトルから自明だと思われる場合でも、必ず一言書くこと
  • 例えばタイトルが「○○画面でキャンセルボタンを押せる」、詳細なし のようなバグ報告を行った場合、
    「現状キャンセルボタンを押せてしまうので押せないようにしたい」のか、それとも「現状キャンセルボタンを押せないので押せるようにしたい」のかがわからない

[重要] その他のルール

ポイント付け

  • ストーリーが完了するまでに必要なコストをポイントとして記述する
    • ポイントの値はプロジェクト毎に決める(単位は日数や時間とは異なる)
    • ポイントはフィボナッチ数列に従った値にする(経験上うまい)
      • 【フィボナッチ数列早見表】(0.5), 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, ...
  • チーム内でポイント付けを行う方法
    1. 全員でポイントを出し合う(トランプなどを使う)
    2. 出されたポイントが 2 種類以下であることを確認する
      • 1種類の場合:ポイント確定
      • 2種類の場合:より高いポイントで確定(3 と 5 であれば 5)
      • 3種類以上の場合:以下を続ける
    3. 最小・最大のポイントを出した者同士で理由について議論する
      • なぜポイントが少ないと思ったのか
      • なぜポイントが大きいと思ったのか
      • 中間のポイントを出した者は意見を変えるきっかけにしてもよい
      1. に戻る

ポイントの活用

  • バーンダウンチャートの作成と速度(ベロシティ)の見積もり

優先度の高いストーリー

  1. ブロックしている
  2. 不明点が多い
    • ゴールが不明瞭
    • 要調査、要仕様検討
    • close に必要なタスクが全て揃っていない
  3. 複数人で close に向かっている(各個撃破)
  4. sprint の上の方にある

スクラムMTGのTips

Level 1

  • 整合性を取る
    • アサインされているタスクはあるか、タスク番号は一致しているか
    • タスクのアサイン
      • 誰かにリアサインした場合などはきちんと変える
    • タスクのステータス(進行中、解決、フィードバックなど)

Level 2

  • ''スクラムMTGが始まるまでに''調整を済ませておく
    • ブロックはあるか?
      • ある場合、ブロックしている人、ブロックされている人双方が共通の認識を持っているか?
    • 次に着手するストーリーは?
  • 見通し通りに終わらない、sprint 終了までに close できないことが分かった場合、「分かった時点」で関係者に相談する

Level 3

  • 速度(ベロシティ)の見積もり精度を上げる
    • 自分の速度
    • 自分と近いレイヤーを担当している人の速度
    • チームの速度
  • タスクの粒度を適切な状態に保つ
    • あるタスクが何営業日も「進行中」のままになっているような状況は避ける
      • やることが多すぎる場合はタスクを分割する
    • タスクは、自分にも、チームメイトにも動きが見えるような粒度にする